ロサンゼルス・クリッパーズのノーマン・パウエルは今季、NBAキャリア平均を大きく上回るスタッツを残している。

NBAスターのポール・ジョージとラッセル・ウェストブルックが移籍し、カワイ・レナードが離脱しているクリッパーズにおいて、パウエルはエース級の活躍を見せている。

だが、パウエルによると、彼はこの時のために準備してきたという。

パウエルは自身について次のようにコメント。hoopshype.comが伝えている。

僕は常にこうなれると思っていた。

トロントにいた時はカイル（・ラウリー）やデマー（・デローザン）になれると思っていた。

ポートランドにいた時はCJ・マッコラムやデイム（デイミアン・リラード）になれると思っていた。

ここではカワイ（・レナード）、PG（ポール・ジョージ）、ジェイムス（・ハーデン）になれると思っていた。

夏が来るたびにそう思っていた。

そのために戦い、努力してきた。

そして今、ここにいる。

自分の努力を信じるだけだ。

僕たちはいつもそのことについて話し、取り組んでいる。

あとは形にするだけだ。

パウエルの覚醒はクリッパーズにとってビッグサプライズと言えるだろう。

レナードが復帰した後、パウエルがボールを持つ機会は減るかもしれない。

だが、クリッパーズにとって信頼できるスコアラーのひとりとなったパウエルは、ジョージに代わってレナードと共にクリッパーズを牽引するに違いない。

なお、パウエルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2024-25	NBAキャリア
G	10	567
MP	34.2	23.5
PTS	25.5	12.5
TRB	3.4	2.6
AST	2.4	1.5
STL	1.1	0.8
BLK	0.3	0.3
TO	2.1	1.2
FG％	51.5％	47.0％
3P％	49.4％	39.8％
FT％	84.4％	82.8％