ドレイモンド・グリーンが考えるウォリアーズの昨季と今季の違いは?「層の厚さ」
オフシーズン中のサイン&トレードでクレイ・トンプソンを失ったゴールデンステイト・ウォリアーズは、厳しい戦いを強いられると予想されていた。
だが、バディ・ヒールド、ディアンソニー・メルトン、カイル・アンダーソンを獲得してロスターに厚みが出たウォリアーズは、今季ここまで8勝2敗でウェスタン・カンファレンス3位と絶好調だ。
では、なぜウォリアーズは躍進することができているのだろうか?
ベテランフォワードのドレイモンド・グリーンによると、ウォリアーズは層が厚くなったことによりさまざまなラインナップで戦えるようになったという。
グリーンは今季のウォリアーズについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
主な理由は層が厚くなったことだ。
昨季を覚えているかい?
ステフ(・カリー)とスティーブ(・カーHC)はラインナップについて話していた。
ラインナップのオプションが尽きかけていると話していた。
だが、今季はまったく逆なんだ。
スモールラインナップが必要な時はスモールラインナップで戦える。
シューティングラインナップが必要な時はシューティングラインナップで戦える。
ディフェンシブラインナップが必要な時はディフェンシブラインナップで戦える。
ビッグブラインナップが必要な時はビッグブラインナップで戦える。
今夜(オクラホマシティ・サンダー戦)のように、相手が試合をほぼ通してガード5人でプレイした時は、確実に違いが出る。
その適応能力があることは、僕たちにとって良いことだ。
ウォリアーズはアウトサイドシュートを大きな武器にしているチームのひとつだが、それと同時に素晴らしいディフェンスを繰り広げている。
まだシーズン序盤ではあるものの、今季のウォリアーズには期待して良いのかもしれない。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 10 | 823 |
MP | 27.2 | 28.6 |
PTS | 8.5 | 8.7 |
TRB | 5.1 | 7.0 |
AST | 5.1 | 5.6 |
STL | 0.9 | 1.3 |
BLK | 1.0 | 1.0 |
TO | 2.0 | 2.3 |
FG% | 44.1% | 45.2% |
3P% | 45.2% | 32.1% |
FT% | 70.4% | 71.2% |