NBAスターの欠場試合数が前年同時期と比べて24%増加
今季のNBAでは主力選手たちの怪我による離脱が多く見られる。
先週はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マキシー、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント、フェニックス・サンズのケビン・デュラント、オクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレンが怪我による離脱を強いられた。
彼らの離脱は数日ではなく週単位だ。
今季はNBAスターが合計1000試合以上を欠場するペースにあるというが、Yahoo! Sportsによると、昨季の同時期と比べると、NBAスターの欠場試合数は24%も増加しているという。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード(現地12日のニューヨーク・ニックス戦で復帰予定)とロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、今季まだ1試合も出場していない。
また、ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは4試合、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは3試合、シカゴ・ブルズのザック・ラビーンは3試合をすでに欠場。
オーランド・マジックのパオロ・バンケロ、トロント・ラプターズのスコッティ・バーンズ、ニューオーリンズ・ペリカンズのデジョンテ・マリー、ミルウォーキー・バックスのクリス・ミドルトンは現在怪我で離脱中だ。
なお、NBAスターは過去3シーズンにオールスターもしくはオールNBAチームに選出された選手と定義されており、今季はNBAスター49人のうち20選手が1試合以上を欠場。
NBA全体に広げてみると、怪我による欠場を強いられた選手は昨年同期比35%増、2023-24シーズンの同時期と比べると16%増加していると報じられている。