JJ・レディックHC「第4Qでレブロン・ジェイムスのアイソレーションに頼るつもりはない」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、長いNBAキャリアを通してクラッチタイムで常にボールを持ってプレイしていた。
だが、今季はオフ・ザ・ボールでのプレイが増え、ジェイムスの使用率はNBAキャリアワーストの25.8%に落ちているという。
その最大の理由は、レイカーズのヘッドコーチに就任したJJ・レディックがアンソニー・デイビスを起点としたオフェンスを構築しているためだ。
レディックHCはジェイムスの使用率の低下について質問されると、次のように答えたという。ESPNが伝えている。
第4Qでレブロン・ジェイムスのアイソレーションボールに頼るつもりはない。
それは我々のアイデンティではない。
そのことは初日にチームに提示した。
「これがオフェンスのアイデンティ、これがディフェンスのアイデンティ」とね。
そのアイデンティを強調するようなシステムが必要だ。
だからこそ、我々はそれに対して特に重点を置いて取り組んでいるんだ。
ジェイムスは来月40歳になる。
レイカーズが目指しているのはNBAプレイオフ進出とNBAタイトルであるため、レイカーズとしてはジェイムスの体力を可能な限り温存したいところだろう。
今季はスクリナーとしてプレイすることも多いジェイムスはその役割を受け入れ、レイカーズを勝利に導き続けるに違いない。