ロンゾ・ボールがNBAで変えたかったひとつとは?「シュートフォーム」
2017年のNBAドラフト2位でロサンゼルス・レイカーズに指名されたロンゾ・ボールは、レイカーズの未来を担う選手への成長が期待されていた。
ボールは非凡な才能を発揮していたものの、特に3ポイントシュートで実績を残すことができず、ルーキーシーズンの3P成功率はわずか30.5%。
NBAキャリア2年目は3P成功率32.9%に改善したものの、アンソニー・デイビスを含むトレードでレイカーズを離れることになった。
ボールによると、もしNBAキャリアで変えられることがあるとすれば、シュートを変えたいという。ボールのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
リーグ入りする前の夏、シュートフォームを変えていたらと思う。
そうすればもっとうまく、もっと速くショットできていたかもしれないね。
僕は以前、自分のことをリズムシューターだと思っていた。
調子が良ければ問題なかったが、シュートの感覚が毎回違っていた。
今はシュートを撃った瞬間に入るかどうかほぼ分かるようになったんだ。
ボールはトレードでニューオーリンズ・ペリカンズへ移籍した後にシュートフォームの調整に取り組んだ。
その努力が実り、トレード後1年目の3P成功率は37.5%に急上昇。
その後シーズンを減るたびに数字は改善したものの、怪我による長期離脱を余儀なくされた。
もしボールがNBAデビューする前にシュートフォームを調整していれば、ボールは今頃違うNBAキャリアを送っていたのかもしれない。
なお、ボールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 4 | 256 |
MP | 15.5 | 32.2 |
PTS | 5.0 | 11.8 |
TRB | 2.3 | 5.7 |
AST | 3.5 | 6.2 |
STL | 1.0 | 1.5 |
BLK | 0.8 | 0.6 |
TO | 1.3 | 2.5 |
FG% | 41.2% | 40.0% |
3P% | 40.0% | 36.5% |
FT% | – | 57.8% |