レブロン・ジェイムスが新たな役割について「調整が必要」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスは、長いキャリアを通してメインのボールハンドラーとしてプレイしてきた。
だが、JJ・レディックがヘッドコーチに就任して以降はオフ・ザ・ボールの役割を要求されている。
レイカーズがNBAオールスタービッグマンのアンソニー・デイビスを中心としたオフェンスを展開するためだが、ジェイムスはまだ新たな役割に慣れていないのかもしれない。
ジェイムズは現地1日に行われたユタ・ジャズ戦の後、「オフ・ザ・ボールの役割に調整が必要?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
もちろんだ。
僕のキャリアを通して最も低い使用率だからね。
間違いなく調整が必要だ。
今夜は少し普通に感じた。
AR(オースティン・リーブス)とDLo(ディアンジェロ・ラッセル)が欠場したから、いつもよりボールハンドリングの責任が重かった。
いつもと変わらない感じだったが、僕たちの今季のプレイスタイルは少し違うから、僕も調整しているところだ。
ジェイムスの今季の使用率27.5%は、彼のNBAキャリアを通して最も低い数字だ。
また、今季のジェイムスのFG成功率はレイカーズ入団後ワースト、平均得点はルーキーシーズンに次ぐ低い数字にとどまっている。
明らかにオフ・ザ・ボールでプレイする機会が増えたことが影響しているのだろうが、ジェイムスはその役割に慣れ、レイカーズを違う形で牽引してくれるだろう。
なお、ジェイムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 20 | 1512 |
MP | 35.2 | 37.9 |
PTS | 22.6 | 27.1 |
TRB | 8.1 | 7.5 |
AST | 9.4 | 7.4 |
STL | 0.7 | 1.5 |
BLK | 0.5 | 0.7 |
TO | 4.0 | 3.5 |
FG% | 49.3% | 50.6% |
3P% | 35.7% | 34.8% |
FT% | 75.8% | 73.6% |