ニューオーリンズ・ペリカンズは2月のトレード期限までにブランドン・イングラムを放出すると見られている。

怪我による離脱が多く、今年夏に大型契約を要求するとされているイングラムに関心を持つNBAチームはそれほど多くないというが、NBAプレイオフ復帰を目指す2チームはイングラムをトレードターゲットにするかもしれない。

NBAインサイダーのブレット・シーゲル記者によると、サンアントニオ・スパーズとデトロイト・ピストンズがイングラム獲得に動く可能性があるという。シーゲル記者のコメントをclutchpoints.comが伝えている。

（ビクター・）ウェンバンヤマが2年目の今季、サンアントニオは明らかに成長している。

スコアリングオプションがもうひとり必要なのは明らかだ。

ハリソン・バーンズとザック・コリンズのサラリーにドラフト資産とシディ・シソッコのような若手をパッケージにすれば、イングラムを低リスク高リターンで獲得できる可能性がある。

それとピストンズだ。

ピストンズの組織は（ケイド・）カニングハムとペアを組むもうひとりのスター選手を探し出す準備ができている。

ジェイデン・アイビーが足の骨折により無期限離脱となった。

ピストンズはイーストでの競争力を維持するためにトレード市場でアグレッシブに動く可能性がある。

イングラムはデトロイトのバスケットボールオペレーション部門代表のトレジャン・ラングドンとすでに良好な関係を築いている。

そして、ペリカンズはアイザイア・スチュワートに関心を持っている。

ペリカンズの最優先事項はブランドン・イングラムのトレードか？

ブランドン・イングラムのジャズへのトレードが実現しなかった理由とは？

スパーズとイングラムは、どちらも証明されたスコアラーを必要としている。

もしイングラムを獲得することができれば、少なくともオフェンスの改善にはつながるだろう。

イングラムにはデンバー・ナゲッツも関心を持っていると噂されているが、果たしてペリカンズはどのチームとトレードするのだろうか？

なお、イングラムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2024-25	NBAキャリア
G	18	495
MP	33.1	33.0
PTS	22.2	19.5
TRB	5.6	5.2
AST	5.2	4.3
STL	0.9	0.7
BLK	0.6	0.6
TO	3.8	2.6
FG％	46.5％	46.8％
3P％	37.4％	36.3％
FT％	85.5％	78.8％