フェニックス・サンズは現地20日にイースタン・カンファレンス首位のクリーブランド・キャバリアーズに敗れ、今季の成績を21勝21敗とした。

NBA屈指のスコアラーのケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールを擁するサンズはオフェンシブなチームだが、この日は100点未満に終わった。

サンズが100点未満に終わるのは、昨年12月27日以降初だ。

NBAオールスターフォワードのデュラントによると、サンズはキャブスのゾーンディフェンスを攻略することができなかったという。

デュラントは試合後、キャブスのゾーンディフェンスについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

もし何も仕掛けることなくただオープンショットを待っているだけなら、このディフェンスからスコアリングするのは難しい。

もう少しドライブすることができたかもしれない。

だが、僕たちはすべての試合でゾーンディフェンスに対処しているわけではない。

僕たちにはまだゾーンに対する戦略パッケージがないんだ。

前半のキャブスはマンツーマンディフェンスを展開。

だが、デュラントをうまく抑え込むことができずにいると、第4Qではゾーンディフェンスに切り替え、デュラントがハイポストから攻め込むのを抑えた。

この試合を見た他のチームもサンズにゾーンディフェンスで対抗する可能性があるため、サンズとしてはゾーンディフェンスに対する戦略を一刻も早く構築したいところだ。

なお、この日のデュラント、ブッカー、ビールのスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	D・ブッカー	B・ビール
MIN	31	31	24
PTS	23	15	5
TRB	7	3	3
AST	1	4	4
STL	0	0	0
BLK	2	1	0
TO	3	6	2
FG％	56.3％ （9/16）	42.9％ （6/14）	50.0％ （2/4）
3P%	100％ （1/1）	25.0％ （1/4）	50.0％ （1/2）
FT%	100％ （4/4）	50.0％ （2/4）	–
+/-	-16	-20	-25