ラウリ・マルカネン「プロスポーツではわざと負けるべきではない」
ユタ・ジャズは現在10勝32敗でウェスタン・カンファレンス最下位にとどまっている。
プレイイントーナメント圏内のチームとはすでに二桁のゲーム差があるため、ジャズは今季もNBAプレイオフに進出できないだろう。
ジャズは長期的な成功のためにNBAドラフト指名権を集めている段階にあるが、現場で働く選手たちは負け続けている状況に不満を持っているのかもしれない。
ラウリ・マルカネンはジャズの現状について次のように言及したという。hoopsrumors.comが伝えている。
負けること、もしくは故意に負けることは、プロフェッショナルスポーツの一部であるべきではないと思う。
アスリートは常に競うことを望んでいる。
NBAの一部の組織がなぜそうしているかは理解できるよ。
だが、僕は最悪だと思う。
ロスターを構築するにあたり、もっと良いやり方があるはずだ。
これまでもそうだったから理解しているが、それが僕の考えだ。
マルカネンはオフシーズン中に5年2億3800万ドルの延長契約を結んだ。
だが、長期契約を結んだとはいえジャズを早く勝利のチームにし、NBAキャリアを進めたいところだろう。
ジャズの再建期はまだまだ続きそうだが、ジャズのフロントオフィスには現場で働く選手たちを説得する仕事も求められることになりそうだ。
なお、マルカネンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 32 | 435 |
MP | 31.7 | 31.0 |
PTS | 20.0 | 18.3 |
TRB | 6.1 | 7.2 |
AST | 1.8 | 1.5 |
STL | 0.8 | 0.7 |
BLK | 0.3 (キャリアワーストタイ) | 0.5 |
TO | 1.4 | 1.4 |
FG% | 42.7% | 45.7% |
3P% | 36.3% | 37.4% |
FT% | 88.3% | 86.8% |