リッチ・ポールがアンソニー・デイビスとルカ・ドンチッチのトレードについて「知らなくて良かった」

ロサンゼルス・レイカーズは先日のトレードでルカ・ドンチッチを獲得し、アンソニー・デイビスとマックス・クリスティーをダラス・マーベリックスに、ジェイレン・フッド・シェフィーノをユタ・ジャズに放出した。
このトレード交渉は水面下で行われ、知っていたのはロブ・ペリンカGM,ニコ・ハリソンGM、両チームのオーナーのみだった。
デイビスのエージェントを務めるクラッチスポーツのリッチ・ポールでさえトレード交渉が進められていることを知らされなかったというが、ポールによると、もしトレード交渉を知らされていたら実現しなかったという。
ポールはNBAの歴史に残る超大型トレードを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕は起こっていることの99.9%を把握している。
僕が把握していないことは、僕たち全員が把握していない。
誰にとっても衝撃だったし、関わった人たちにとっても衝撃だった。
ニコがADに愛着を持っているのは知っていたから、移籍先についてはそれほど驚かなかった。
だが、タイミングとトレードに含まれた選手については衝撃だった。
もし全員が知っていたら、山を動かすことはできない。
だから、知らなくて良かった。
誰も知らなくて良かった。
知っていたら実現しなかっただろうからね。
いろんな意見が出てきて収拾がつかなかっただろう。
そういう動きは水面下で進めるしかないんんだ。
他のNBAチームのゼネラルマネージャーの中には、「ルカ・ドンチッチをトレード市場に出すのを知っていればレイカーズ以上のオファーを出せた」と思い、水面下で交渉を進めたニコ・ハリソンGMに対して怒りを覚えている者もいると報じられた。
だが、ポールが語ったように、もしハリソンGMが他のNBAチームにもトレードを打診していたら大騒ぎになっていたに違いない。