ビクター・ウェンバンヤマの離脱はジャレン・ジャクソンJrのスーパーマックス延長契約に追い風?
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サンアントニオ・スパーズのNBAオールスタービッグマン、ビクター・ウェンバンヤマは、血栓の問題により今季の残りを全休する可能性があると報じられた。
長期離脱はほぼ確実であるため、ウェンバンヤマが今季のNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出される可能性は消滅したと言えるだろうが、メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJrはその恩恵を受けるかもしれない。
larrybrownsports.comによると、ジャクソンJrは今季NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞すれば、今年のオフシーズン中にNBA史上最大となる5年3億4500万ドルのスーパーマックス延長契約を結ぶ資格を得るという。
ジャクソンJrがスーパーマックス契約の資格を手にするためには、以下の条件のいずれかをクリアしなければならない。
- オールNBAチーム選出
- NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞
- MVP受賞
ジャクソンJrはオールNBAチーム入りしてもスーパーマックス延長契約の資格を得るが、ウェンバンヤマがレースから脱落した場合、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのほうが現実的だろう。
もし条件をクリアできなければ最大4年1億4700万ドルとなる中、果たしてジャクソンJrはNBAの歴史の残る契約を勝ち取ることができるだろうか?
なお、ジャクソンJrの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 54 | 387 |
MP | 29.7 | 28.5 |
PTS | 22.8 (キャリアハイ) | 18.4 |
TRB | 6.0 | 5.6 |
AST | 2.2 | 1.5 |
STL | 1.3 (キャリアハイ) | 1.0 |
BLK | 1.7 | 1.9 |
TO | 2.2 | 1.9 |
FG% | 49.2% | 46.6% |
3P% | 35.7% | 34.6% |
FT% | 77.6% | 79.2% |