トレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍したルカ・ドンチッチが、現地25日に行われたホームゲームで古巣ダラス・マーベリックスと初めて対戦した。

ドンチッチは序盤から闘志全開でプレイし、トリプルダブルの活躍で勝利に貢献。

試合終了を告げるブザーが鳴り響くと、旧友たちとハグをかわし、束の間の再会を楽しんだ。

だが、ドンチッチがハグを避けた人物がひとりだけいた模様。

NBAインサイダーのマテイ・ペテック記者によると、ドンチッチはジェイソン・キッドHCと故意にハグしなかったという。ペテック記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

ルカは試合後、マーベリックスのすべての選手、すべてのアシスタントコーチとハグした。

キッドには目もくれなかった。

彼は分かってやっていた。

One by one, every Mavericks player and staff comes to congratulate and hug Luka Doncic. pic.twitter.com/kaEJwHizLL

— MrBuckBuck (@MrBuckBuckNBA) February 26, 2025

マブスとレイカーズのトレードが成立した後、ドンチッチはキッドHCとニコ・ハリソンGMのSNSのアカウントをフォローから外した。

キッドHCはハリソンGMがドンチッチのトレードを交渉していることを知らされておらず、最後の最後に知らされたと主張。

一方、ゴールデンステイト・ウォリアーズの元ゼネラルマネージャーのボブ・マイヤーズは、「彼（キッドHC）は何が起こっているか知っていた」と指摘していた。

ドンチッチとマブスの選手たちの友情関係はこれからも続くだろうが、ドンチッチのキッドHCとハリソンGMに対する信頼は完全に失墜してしまったのかもしれない。