ロサンゼルス・レイカーズにとってトレード期限前後で最大の動きは、やはりNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチを獲得したことだろう。

だが、3＆Dのドリアン・フィニー・スミスを獲得できたことも大きかった。

NBAオールスターフォワードのレブロン・ジェイムスもフィニー・スミス効果を実感している模様。

ジェイムスはダラス・マーベリックス戦を終えた後、フィニー・スミスの働きについて次のようにコメントしたという。lakersnation.comが伝えている。

彼を獲得した時、僕たちは彼がもたらしてくれるものを正確に分かっていた。

ボックススコアに反映されるものがあれば、反映されないものもある。

彼は勝利の選手だ。

彼は勝つためのプレイをする。

試合終盤のあの3つのプレイがすべてを物語っていた。

ゴータットスクリーンでルカにレイアップを決めさせたプレイ。

僕が左にドライブしてフローターを外し、彼がティッブダンクで押し込んだプレイ。

そして、ボールを後ろから弾いて（八村塁の）イージーバスケットにつながったプレイ。

これらがこの試合で最も大きなプレイの3つだった。

ドードーは第1Qであろうと第4Qであろうと、勝つためのプレイをしてくれるんだ。

ここ数年のレイカーズにはポイントガードと3＆Dが不足していたが、ドンチッチとフィニー・スミスが加わったことによりその問題は解決された。

残すはビッグマンだが、5番のポジションでもディフェンスできるフィニー・スミスはレイカーズにとって重要なオプションであり続けるだろう。

なお、フィニー・スミスのレイカーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	LAL移籍後	NBAキャリア
G	21	569
MP	25.9	27.8
PTS	6.7	8.3
TRB	3.5	4.6
AST	1.3	1.4
STL	1.0	0.8
BLK	0.1	0.5
TO	1.0	0.9
FG％	45.2％	43.6％
3P％	37.8％	36.0％
FT％	85.7％	72.0％