ロサンゼルス・レイカーズは先日のトレードでアンソニー・デイビスとマックス・クリスティーを放出し、ダラス・マーベリックスからルカ・ドンチッチ、マキシ・クリバー、マーキーフ・モリスを獲得した。
このトレード交渉を把握していたのはレイカーズのジーニー・バスとロブ・ペリンカGM、マブスのマジョリティオーナー陣とニコ・ハリソンGMのみだったというが、バスがトレード交渉の舞台裏を明かした模様。
バスによると、当初はデイビスをトレードで放出することに反対していたという。バスのコメントをlakersnation.comが伝えている。
ロブが試合を観戦していた時にダラスのGMと面会した。
彼らは話し合った。
ロブは1日考えてから私のところに来て、「これが話し合った枠組みだ」と言った。
私は彼に「アンソニー・デイビスをトレードしないと彼(ハリソンGM)に伝えて。我々は彼をトレードしない」と伝えた。
そして話し合いを重ねていくちに、我々はどのような枠組みならうまくいくかが分かった。
私は彼に「最も重要なのは、この交渉を公にしないことだ。もし公になれば、我々のシーズンが台無しになってしまう可能性がある」と話した。
なぜなら、トレードされると思っている選手がいると、選手たちにとって再調整が難しくなってしまうからね。
だから、完全に水面下で進めた。
それが皆を驚かせた理由だと思う。
バス家はスーパースターたちに親切に接することで知られている。
そのためバスはデイビスのトレードには躊躇したが、見過ごせないトレードであることに気づき、実行に移したという。
レイカーズは今後、ドンチッチを中心としたチーム作りを進めていくだろう。
特に今年の夏は積極的に市場を調査し、ロスター強化に動くと見られているが、まずは今季の結果に注目したいところだ。