シーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズからミルウォーキー・バックスに移籍したベテランフォワードのカイル・クーズマは、まだ調子を取り戻すことができていない。

特に3ポイントの成功率が3割を切るなど苦しんでいるが、クーズマによると、現地3月5日に負った右足首の問題が今も続いているという。

クーズマは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

オフェンスのリズムをまだ掴んでいない。

だが、戦うことはできる。

ディフェンスとリバウンドは僕が本当に得意としているところだ。

だから、それでインパクトをもたらしている。

とにかく戦うことが重要だ。

それが僕にとって最も重要なことだ。

このチームの仲間と一緒にやれてすごく嬉しい。

僕たちは良くなっていくだけだ。

ここ3週間くらいは片足でプレイしている。

OKCとの試合ではかなり良かったと思う。

ゴールデンステイト戦ではさらに良くなった。

ダラス戦で捻挫して以来、最高の気分だった。

バックスは現在イースタン・カンファレンス5位。

同7位のアトランタ・ホークスとは5.5ゲーム差あるため、ストレートでNBAプレイオフに進出する可能性は高い。

だが、より上位のシード権を勝ち取り、NBAプレイオフでアドバンテージを得たいところだろう。

その大きなカギのひとつは、クーズマの復調なのかもしれない。

なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2024-25	NBAキャリア
G	53	529
MP	29.8	31.2
PTS	14.7	17.1
TRB	6.2	6.4
AST	2.3	2.7
STL	0.5 （キャリアワーストタイ）	0.6
BLK	0.2 （キャリアワースト）	0.5
TO	2.2	2.2
FG％	42.6％ （キャリアワースト）	44.9％
3P％	28.6％ （キャリアワースト）	33.3％
FT％	63.1％ （キャリアワースト）	72.2％