ニコ・ハリソンGMがルカ・ドンチッチのトレードに言及「後悔はない」

ダラス・マーベリックスは2月のトレードでNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチをトレードで放出した。
ニコ・ハリソンGMが立案したドンチッチのトレード交渉は水面下で行われ、外部に流出することなく成立。
だが、トレードが成立した時から現在に至るまで、ハリソンGMは強烈に批判され続けている。
しかし、ハリソンGMによると、ドンチッチをトレードで放出したことに後悔はないという。
ハリソンGMは現地15日、ドンチッチのトレードについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
トレードに後悔はない。
僕の仕事は、マーベリックスにとって今日だけなく未来のために最善となる選択をすることだ。
僕が下す決断の中には、あまり評価してもらえないこともある。
だが、それが僕の仕事であり、僕はその決断に責任を持たなければならない。
残念ながらサンプル数は少ないが、我々はディフェンスで支配できるチームだ。
今後、我々の戦略は変わっていくだろう。
我々はディフェンス、多様性、層の厚さを基盤としたチームだ。
それがこれからの成功の青写真になると考えている。
ディフェンスがチャンピオンをもたらす。
それが我々のこれからの哲学だ。
我々はディフェンスを基盤としている。
今回のトレードは、その信念を確固たるものにするだろう。
マーク・キューバンは先日、「トレード交渉にもっと真剣に取り組んでいれば、より有利な条件で成立させることができた」と指摘した。
キューバンの発言について質問されたハリソンGMは、こう答えた。
我々の哲学は「ディフェンスがチャンピオンをもたらす」だ。
それをADに伝えた。
我々はチームを牽引する2ウェイプレイヤーを必要としており、それがアンソニー・デイビスだった。
マークが何を言ったか知らないが、その質問はマークにしてくれ。
ただ、我々は求めていたものを獲得したということだ。
マブスが昨季NBAファイナルに進出したにもかかわらずドンチッチをトレードした理由について、ハリソンGMはこう明かした。
先程も話した通り、ディフェンスがチャンピオンをもたらすということだ。
果たしてハリソンGMはマブスをNBAチャンピオンに導き、彼が正しかったことを証明できるだろうか?
なお、ハリソンGMの記者会見には参加を許可された記者のみが出席し、会見中のカメラ撮影や録音は禁止されていたと報じられている。