ジミー・バトラー「僕にスペースとボールをくれ」

シーズン中のトレードでゴールデンステイト・ウォリアーズに加わったジミー・バトラーは、現地15日に行われたメンフィス・グリズリーズとのプレイイントーナメントゲームで38得点、7リバウンド、6アシスト、2スティールと「プレイオフ・ジミー」ぶりを発揮し、ウォリアーズを第7シード獲得に導いた。
バトラーは頻繁に長身ザック・イディーにマッチアップされたものの、果敢にインサイドに侵入し、得点を量産。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、この日のバトラーは貪欲にボールを求めていたという。
カーHCはグリズリーズに勝利した後、バトラーについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
彼にこう言われたんだ。
「誰にマッチアップされても問題ない。僕にスペースをくれ。ボールをくれ。僕が何かを起こしてやる」とね。
それがジミーの美しいところだ。
一方、バトラーはペリメーターショットではなく、リング下に果敢に切り込んだことについて質問されると、こう答えた。
僕はペイントエリアにドライブするほうが好きなんだ。
レイアップを狙うか、ミドルレンジショットを撃つか、僕よりずっとシュートがうまい仲間にパスを出す。
皆は僕にもっと3ポイントを撃って欲しいと思っているかもしれないね。
だが、僕はレイアップが好きなんだ。
ウォリアーズがNBAプレイオフ・ファーストラウンドで対戦するのは、フィジカルの強さに定評あるヒューストン・ロケッツだ。
果たしてバトラーはフィジカルなプレイでゲームを支配し、ウォリアーズに白星をもたらすことができるだろうか?
なお、バトラーのグリズリーズ戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | MEM |
---|---|
MP | 39 |
PTS | 38 |
TRB | 7 |
AST | 6 |
STL | 3 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 60.0% (12/20) |
3P% | 50.0% (2/4) |
FT% | 66.7% (12/18) |
+/- | 0 |