トレイ・ヤングが今季を振り返る「失敗」

アトランタ・ホークスはプレイイントーナメントゲームでマイアミ・ヒートにオーバータイムの末に敗れ、NBAプレイオフ進出を逃した。
主力選手たちの怪我やシーズン中のトレード、ラインナップの変更など、流動的なシーズンを送ったホークスに一定の評価を与える者もいる。
だが、NBAオールスターポイントガードのトレイ・ヤングによると、NBAプレイオフに進出できなければそのシーズンは「失敗」だという。
ヤングはヒートに敗れた後、今季について次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
シーズンの見方は人によって違う。
僕個人としては、プレイオフに進出しなければ失敗だ。
誰がコートにで出ていても関係ない。
怪我でどれほどの逆境に見舞われようと関係ない。
このチームにはプレイオフに進出できる力がある。
僕は今もそう思っている。
誰も僕たちをタイトルコンテンダーとして見ていない。
重要なのは毎日成長し、集中することだ。
シーズン開幕前もそう言われていたし、僕は集中しなければならなかった。
僕がどれほど勝利にこだわっているか、皆も知っている。
それが僕のすべてだ。
僕としては、若手たちにもっと目を向け、互いが成長していることを確認する必要があった。
離脱しているラリー・ナンスJrとジェイレン・ジョンソン、彼らは僕たちにとって大きなピースだ。
シーズン中に移籍したディアンドレ・ハンターは、その時点でシックスマン・オブ・ザ・イヤー候補だった。
それでも僕たちは戦い続け、8位に入った。
仕事を終わらせることができなかっただけだ。
個人的にはプレイオフに出場できたと思う。
だから、僕にとっては失敗だ。
ホークスがNBAプレイオフ進出を逃すのは、これで2年連続だ。
だが、成長著しい若手を豊富に擁するホークスはリーダーのヤングの下でさらに成長し、来季こそNBAプレイオフ復帰を果たすだろう。
なお、ヤングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 76 | 483 |
MP | 36.0 | 34.4 |
PTS | 24.2 | 25.3 |
TRB | 3.1 | 3.5 |
AST | 11.6 (キャリアハイ) | 9.8 |
STL | 1.2 | 1.0 |
BLK | 0.2 (キャリアハイタイ) | 0.2 |
TO | 4.7 | 4.2 |
FG% | 41.1% (キャリアワースト) | 43.3% |
3P% | 34.0% | 35.2% |
FT% | 87.5% | 87.3% |