激動のシーズンを終えたアンソニー・デイビス「皆に感謝」

プレイイントーナメント1回戦を制したダラス・マーベリックスはNBAプレイオフ進出にあと1勝に迫ったものの、ジャ・モラント擁するメンフィス・グリズリーズに太刀打ちできず今季を終えた。
マブスにとって今季はまさに激動のシーズンだった。
シーズン序盤にルカ・ドンチッチが長期離脱を強いられると、マブスは2月のトレードでドンチッチを放出。
すると、アンソニー・デイビスやカイリー・アービングなど主力のほとんどが怪我による離脱を余儀なくされてしまったのだ。
デイビスは今季を終えた後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
バスケットボールができることにすごく感謝している。
ダラスとダラスのファン、両手を広げて僕を受け入れ、歓迎してくれたチームメイトたちにに感謝だ。
バスケットボールでは何が起こるか分からない。
コントロールできないこともある。
僕は怪我してしまったが、シーズンを終えるために、チームをプレイオフ進出に導くために、コートに戻るためにできる限りのことをした。
本当に感謝している。
(シーズン中のトレードについて)もちろんいろんな感情があった。
それが僕に向けられたものではないことは分かっている。
都市はあの男(ドンチッチ)を愛していた。
誰かを手放し、新しい誰かが入ってくる。
彼らは受け入れ、感謝してくれる。
それでも胸が痛い。
新しい環境に入ってきた僕とマックス・クリスティーを歓迎してくれたダラスの都市とファンに本当に感謝だ。
デイビスはメンフィス・グリズリーズとのプレイイントーナメントゲームで膝の裏あたりを痛め、一時ベンチに下がった。
この夏は回復とコンディショニングに時間を費やすだろうが、来季はシーズンを通してマブスを牽引するパフォーマンスを見せてくれるだろう。
なお、デイビスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 51 | 787 |
MP | 33.5 | 34.5 |
PTS | 24.7 | 24.1 |
TRB | 11.6 | 10.7 |
AST | 3.5 | 2.6 |
STL | 1.2 | 1.3 |
BLK | 2.2 | 2.3 |
TO | 2.2 | 2.0 |
FG% | 51.6% | 52.2% |
3P% | 28.2% | 29.6% |
FT% | 77.5% | 79.4% |