ルー・ウィリアムスがロケッツのケビン・デュラント獲得の可能性に言及「チームの成長を阻害する」

NBAプレイオフ進出を逃したフェニックス・サンズは、オフシーズン中にケビン・デュラントをトレードで放出すると見られている。
ヒューストン・ロケッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、サンアントニオ・スパーズ、マイアミ・ヒート、フェニックス・サンズがデュラントのトレード先有力候補に挙がっているが、最有力視されているのはロケッツだ。
ただし、もしロケッツがデュラント獲得を狙う場合、サンズは若手スコアラーのジェイレン・グリーンをリターンに要求するだろう。
元NBA選手のルー・ウィリアムスによると、ロケッツはこれからますます成長していくであろうグリーンをトレード要員とするなら、デュラント獲得に動くべきではないという。
ウィリアムスはロケッツがゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦を落とした後、デュラントのトレードの可能性について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼ら(ロケッツ)はすでに資金を投じている。
彼ら(グリーンとアルペラン・シェングン)を中心選手として育成していくことを示している。
1試合だけ見て過剰反応すべきではない。
彼を獲得すれば、偉大さを近くで見ることができるだろう。
だが、もし「チームを前に進めてくれ」と頼んだとしたら、そこにケビン・デュラントがいる時点でそれは彼の仕事になる。
だから、チームの成長を阻害してしまうんだ。
ロケッツのアシスタントコーチを務めるロイヤル・アイビーはデュラントと同じテキサス大学出身であり、オクラホマシティ・サンダー時代にデュラントとともにプレイした。
また、アイビACーがコーチに転身して以降、彼らはブルックリン・ネッツで同じ時間を過ごした。
それもデュラントとロケッツを結びつける理由のひとつとなっているが、もしロケッツがNBAプレイオフを勝ち進むことができなければ、デュラントのトレードの噂は加速するだろう。
なお、アイビーACはサンズの次期ヘッドコーチ候補のひとりに挙がっている。