ヤニス・アンテトクンポが試合後にキレた理由とは?「まったく受け入れられない」

ミルウォーキー・バックスは現地29日に行われたインディアナ・ペイサーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第5戦を落とし、シーズンを終えた。
ペイサーズの選手たちとファンが勝利に歓喜する中、NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポはコートに入ってきたひとりのファンと激しく口論。
そのファンはハリバートンの父親だった。
アンテトクンポはハリバートンの父との口論について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
試合に負けて感情が高ぶっている時、あるファンがコートに入ってきた。
その時はファンだと思っていたが、タイリースの父であることが分かった。
僕はタイリースが大好きだ。
彼は素晴らしいコンペティターだ。
彼の父がコートに入ってきて、僕に息子のタオルを見せながらこう言ったんだ。
「これが俺たちのやることだ!これが俺たちのやることだ!」とね。
あれは本当に、本当に無礼だったと思う。
彼のことも、彼の息子のことも、彼が息子を誇りに思っていることも、僕は嬉しく思っている。
当然のことだからね。
だが、僕を侮辱し、罵声を浴びせる。
これはまったく受け入れられない。
僕は誰かを指差すような人間ではない。
僕が育ったところは「チクったヤツはやられる」という文化だったからね。
だから、彼が罰金を科されるようなことは言いたくない。
だが、あれは敬意を欠いたものだった。
ペイサーズとバックスは激しいライバル関係にある。
特にハリバートンはバックスの選手たちと何度もバトルを繰り広げてきただけに、ハリバートンの父は違いを見せつけたかったのかもしれない。
いずれにせよ、アンテトクンポは来季のリベンジを誓ったことだろう。