ドレイモンド・グリーン「僕は怒れる黒人ではない」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、現地8日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第2戦でテクニカルファウルをコールされた。
グリーンが今季のNBAプレイオフでテクニカルファウルをコールされるのは、これで5回目。
残りのNBAプレイオフでテクニカルファウルをあと2回コールされると自動的に1試合出場停止となってしまう中、グリーンについて「癇癪持ち」などといった声が再び挙がっている。
だが、グリーンによると、メディアが癇癪持ちというイメージを植え付けているという。
グリーンは第2戦を終えた後、自身について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕は怒れる黒人ではない。
僕は大きな成功を収めているし、素晴らしい家族を持つ教養ある黒人だ。
僕のバスケットボールも素晴らしい。
この仕事を得意にしている。
それなのに、僕を怒れる黒人のように見せようとする風潮がある。
クレイジーだ。
うんざりだ。
馬鹿げている。
そう反論したグリーンだが、彼の怒りが悪い方向へ転がれば、ウォリアーズにネガティブな影響をもたらす恐れがある。
ウォリアーズがNBAプレイオフを勝ち抜くためには、グリーンがいかに平常心を維持するかもポイントとなりそうだ。
なお、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCはグリーンがNBAプレイオフ5回目のテクニカルファウルをコールされたことを受け、次のように語った。
彼はもっと慎重に対処しなければならない。
平常心を保たなければならない。
彼ならやってくれると信じている。
なぜなら、彼はこの状況を理解しているからね。