ケビン・デュラント「成功している海外出身選手のほとんどは・・・」

NBA2024-25シーズンのMVPは、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが勝ち取った。
カナダ出身のギルジアス・アレクサンダーがMVPを受賞したことにより、7年連続でアメリカ以外の出身の選手がMVPに選出されたことになる。
この結果を受け、「海外出身の選手たちは優れたトレーニグを受け、それがMVPにつながっている」などと主張するアナリストもいる。
だが、NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントは異なる考えを持っている模様。デュラントのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
成功している海外出身の選手のほとんどは、アメリカのバスケットボール文化の影響を強く受けている。
もしくは高校時代をアメリカで過ごし、中にはアメリカの大学に進学した選手もいる。
この議論自体が無意味だ。
バスケットボールは世界共通語であり、人によって「方言」が違うだけだ。
州によっても教え方は違うし、完璧な教え方があるなんて誰が決めたんだ?
ブラックスポーツ・オンラインの共同創設者であるロバート・リタルは先日、パリオリンピックのドキュメンタリー番組「Court of Gold」について言及し、ヨーロッパのコーチの厳格なトレーニングスタイルとアメリカのコーチのよりリラックスしたアプローチを比較ながら「我々の国は甘くなってしまった」と指摘。
デュラントはその発言に反論したと報じられている。
2000-01シーズン以降のレギュラーシーズンMVPは以下の通り。
シーズン | 選手 |
---|---|
2000-01 | アレン・アイバーソン |
2001-02 | ティム・ダンカン |
2002-03 | ティム・ダンカン |
2003-04 | ケビン・ガーネット |
2004-05 | スティーブ・ナッシュ |
2005-06 | スティーブ・ナッシュ |
2006-07 | ダーク・ノビツキー |
2007-08 | コービー・ブライアント |
2008-09 | レブロン・ジェイムス |
2009-10 | レブロン・ジェイムス |
2010-11 | デリック・ローズ |
2011-12 | レブロン・ジェイムス |
2012-13 | レブロン・ジェイムス |
2013-14 | ケビン・デュラント |
2014-15 | ステフィン・カリー |
2015-16 | ステフィン・カリー |
2016-17 | ラッセル・ウェストブルック |
2017-18 | ジェイムス・ハーデン |
2018-19 | ヤニス・アンテトクンポ |
2019-20 | ヤニス・アンテトクンポ |
2020-21 | ニコラ・ヨキッチ |
2021-22 | ニコラ・ヨキッチ |
2022-23 | ジョエル・エンビード |
2023-24 | ニコラ・ヨキッチ |
2024-25 | シェイ・ギルジアス・アレクサンダー |