マブスのCEOがルカ・ドンチッチのトレードを振り返る「いたずらかと思った」

ダラス・マーベリックスはシーズン中のトレードでNBAを代表するスーパースターのルカ・ドンチッチを放出した。
前年にチームをNBAファイナル進出に導き、これから全盛期を迎えるであろうスーパースターをトレードするのは極めて異例だ。
マブスのニコ・ハリソンGMは水面下でトレードを交渉を進めたというが、マブスのCEOでさえトレード交渉を知らされていなかった模様。
マブスのリック・ウェルツCEOは先日、ドンチッチのトレードを振り返り、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
(ドンチッチのトレードの前日)僕はベッドに入ったが、眠れずにいた。
その90分前に(オーナーの)パトリック・デュモンから電話があり、「リック、我々はルカをトレードする」と言われたんだ。
僕は「OK、分かった。僕たちは何をするんだ?」と返した。
デュモンは僕に「ルカをレイカーズにトレードする」と言った。
僕は誰かのいたずらかと思い、「電話しているのは誰だ?いったい誰なんだ?」という感じさ。
だから、君たちが知るより1時間くらい早く知ったんだ。
ダラスに来てからの30日間は素晴らしかった。
その次の100日間はそうでもなかった。
数週間前の月曜日までは本当に大変だった。
それからはだいぶ良くなったよ。
マブスはドンチッチをトレードで放出したものの、奇跡的な確率で今年のNBAドラフト1位指名権を獲得した。
マブスファンはドンチッチをトレードしたことに今も怒っているだろうが、マブスのフロントオフィスと同じように、NBAドラフト1位指名権を獲得したことに希望を見出したに違いない。