レブロン・ジェイムスが現在のコーチとトレーナーに苦言「動機が不純」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスとNBAレジェンドのスティーブ・ナッシュがホストを務めるポッドキャスト「Mind The Game」の最新エピソードが、現地1日に公開された。
ジェイムスはその中で現代のコーチとトレーナーに言及。
ジェイムスによると、現代のコーチとトレーナーは子どもたちより有名になりたいという動機で指導に取り組んでいるという。ジェイムスのコメントをbasketnews.comが伝えている。
僕がNBAに来て2年目、3年目、4年目までバスケットボールコーチはいなかった。
僕のバスケットボールのトレーニングはコートに出てバスケすることだった。
多くのスキルコーチやトレーナーたちは、指導している子どもたちより有名になりたがっている。
彼らは指導している子どもたちより彼ら自身のほうが重要だと思っている。
動機が不純だ。
カメラに映りたがっているし、注目されたがっているし、メディアと話したがっているんだ。
たとえば、僕がルカ(・ドンチッチ)を夏に2年間指導し、彼がブレイクしたとしよう。
すると、彼ら(コーチやトレーナー)はインタビューを受けたがる。
(コーチやトレーナーの)目的はそれではないよね?
目的はその子の成長を手助けすることだ。
彼がゲームをもっと深く理解できるようにすることだ。
有名になるためではない。
それがこの世界を大きく変えてしまったと思う。
子どもたちはもう純粋さや本質、美しさを知らないんだ。
ジェイムスによると、今の世代のバスケットボール選手たちはパーソナルトレーナーに依存しすぎているという。
ジェイムスの意見には賛否両論ありそうだが、実際に子どもたちを指導しているコーチやトレーナーたちからの反論を聞きたいところだ。