フェニックス・サンズはこのオフシーズン中にNBAオールスターフォワードのケビン・デュラントをトレードで放出すると見られている。

ただし、デュラントはヒューストン・ロケッツ、サンアントニオ・スパーズ、マイアミ・ヒートへのトレードを望んでおり、それ以外のチームに移籍した場合、延長契約に応じないとされている。

つまり、上記3つ以外のチームがデュラントを獲得した場合、わずか1年でデュラントを失ってしまう可能性があるのだ、

それにも関わらず、ミネソタ・ティンバーウルブズはデュラントを追い続けようとしているのかもしれない。

NBAインサイダーのブライアン・ウィンドホースト記者によると、ウルブズはデュラントの移籍先希望リストに入っていないにも関わらず、サンズと交渉し続けているという。ウィンドホースト記者のコメントをRealGMが伝えている。

この話が表に出る頃にどうなっているかは分からない。

だが、これを話している火曜日午後の時点では、ミネソタ・ティンバーウルブズが非常に興味深い状況に直面している。

はっきり言っておくが、これは確定情報ではないし、僕はニュースとして話しているわけではない。

ただ、もしティンバーウルブズが本気になれば、デュラントのトレードは成立するだろう。

僕はそう考えている。

ただし、問題はデュラントがウルブズを希望リストに入れていないことだ。

もし君がミネソタにいるなら、そこにいたくない選手をトレードするかい？

明らかにいたくないと思っている選手を獲得するかい？

ウルブズはサンズとトレード交渉をスタートした時、デュラントがウルブズに関心を持っていることを前提として動いていたという。

ウルブズはルディ・ゴベアもしくはジュリアス・ランドル、またダンテ・ディヴィンチェンゾをトレード要員にすると見られているが、果たして彼らはリスクあるトレードにチャレンジするのだろうか？