カイリー・アービングがネッツ時代を振り返る「準備できていなかった」

NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングはボストン・セルティックスの一員として2018-19シーズンを終えた後、ブルックリン・ネッツに移籍した。
アービング、ケビン・デュラント、ジェイムス・ハーデンとNBAを代表するスーパースターを3人擁したネッツにはNBAタイトル獲得の期待がかかっていたが、結果は知っての通りだ。
アービングによると、彼はネッツを指揮したスティーブ・ナッシュとうまくやっていけるか不安を感じていたという。
アービングは先日、ライブ配信の中で次のようコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
スティーブがヘッドコーチになった経緯については、K(デュラント)が話す準備ができたら、彼に答えてもらってくれ。
ただ、コーチ陣については僕にも考えがあった。
アービングによると、彼はNBAで実績を残している人物をヘッドコーチに起用してもらいたかったという。
前にも話したが、「ブルックリンではすべてが順調だった」と言うつもりはない。
ニューヨークシティだ。
世界のメディアの中心地だ。
だからこそ、少し違ったやり方をしなければならない。
僕はまだその準備ができていなかった。
いろんなことが起こっていた。
ブルックリン全体だけでなく、ネッツでもいろんなことが起こっていたんだ。
ナッシュのヘッドコート就任については、デュラントが望んでいたとされている。
ナッシュはネッツをNBAチャンピオンに導くことができなかったものの、ナッシュの手腕というより、デュラントの負傷離脱やアービングのワクチンの件など、主力選手たちを安定的に起用できなかったことが最大の理由と言えるだろう。
一方、アービングのネッツでの経験は彼のNBAキャリアにおいて大きな学びになったに違いない。