デリック・ホワイトがチームUSA緊急招集を振り返る「バースデーパーティーに行けなかった」

ボストン・セルティックスのデリック・ホワイトは、昨年夏に開催されたパリオリンピックにチームUSAの一員として出場し、金メダル獲得に貢献した。
ホワイトは当初、チームUSAのロスターに入っていなかった。
だが、カワイ・レナードが怪我により離脱すると、チームUSAから緊急招集。
ホワイトによると、30歳の誕生日を祝うためにメキシコへの旅行を計画していたが、緊急招集によりキャンセルしなければならなかったという。ホワイトのコメントをbasketnews.comが伝えている。
僕たちがプレイオフを戦っている時、カワイが(チームUSAに)参加できなくなり、僕が出場する可能性があるというツイートを見た。
エージェントはその件について話さなかった。
僕たちはプレイオフに集中していたからね。
優勝した後に「僕はオリンピックに出場するの?」と聞いたら、彼は「どうなるか見てみよう」という感じだったんだ。
当時の僕は「出場する」と思っていた。
だが、連絡はなかった。
カワイがラスベガスのトレーニングキャンプに参加していると聞いたから、僕は出場しないものだと思っていた。
だから、先に進んだ。
すると、USAから電話があったんだ。
僕は行かなければならなかった。
30歳のメキシコへの誕生日旅行を諦めた。
パーティーには僕の等身大パネルが置かれていた。
僕は行けなかったが、費用は全額負担した。
安くはなかったよ。
だが、金メダルを勝ち取るためには行かなければならなかったんだ。
ホワイトはチームUSAでチームベストの平均1.4スティールを記録するなどし、金メダル獲得に貢献した。
ホワイトは30歳のバースデーパーティーを逃してしまったものの、金メダルの祝賀パーティーを存分に楽しんだに違いない。