ジェイレン・ブラウンの父の事件の詳細が明らかに

ジェイレン・ブラウンの父マーセルズ・ブラウンが、殺人未遂容疑により逮捕されたと報じられた。
マーセルズ・ブラウンはユースフットボールチームのコーチと駐車場のスペースをめぐって言い争いになり、その結果コーチの腹部を刺したというが、この事件の詳細が明らかになった模様。
larrybrownsports.comによると、事件はマーセルズ・ブラウンがラスベガスのオールアメリカンパークの駐車場に車を駐車し、助手席から出ようとした時に起こった。
マーセルズ・ブラウンは被害者クロス・トゥプオラの愛車リンカーン・ナビゲーターにドアをぶつけてしまい、トゥプオラが車の損傷を確認するために車を出たところ、マーセルズ・ブラウンは「●ッチ」などと叫んでその場を去ろうとした。
それが激しい口論を引き起こし、マーセルズ・ブラウンは殴り合いの末に凶器を取り出し、トゥプオラを複数回刺した。
現場にいたトゥプオラのガールフレンドによると、トゥプオラが背中を向けた瞬間にマーセルズブラウンが右脇から何かを取り出し、トゥプオラを背後から刺したという。
右上胸鎖関節付近の刺し傷、左手の腱を貫通する防御創、胃の部分切除を必要とする切り傷、腸の内臓破裂、そして手術が必要となる可能性のある右肋骨骨折を負ったトゥプオラは、近くの病院に緊急搬送。
その時点でトゥプオラは危篤状態であり、病院で手術を受けたが、現時点で容態は不明だ。
なお、警察は複数の目撃者から「マーセルズ・ブラウンの行為は正当防衛ではなく、加害者だった」との証言を得たと報じられている。
マーセルズ・ブラウンは身長7フィート、体重300ポンドの元プロボクサーであり、現役時代は33勝18敗1分けを記録した。