批判浴びるシルヴァン・フランシスコ「侮辱やヘイトは構わないが・・・」

フランス代表の一員としてユーロバスケットに出場しているシルヴァン・フランシスコは、先日行われたスロベニア代表との試合最終盤にルカ・ドンチッチと健闘を称え合った後、無人のリングめがけてドライブし、スコアリングした。
フランシスコはドンチッチに謝罪したうえで、「グループステージでは得失点差が重要」と説明したものの、「スポーツマンシップを欠いている」、「下劣」などと厳しく批判されている。
中には人種差別的言葉により攻撃してくる者もいるというが、フランシスコがこの件に言及した模様。basketnews.comが伝えている。
僕がやったことについて、僕への侮辱やヘイトは構わない。
だが、人種差別的発言はこのスポーツとコミュニティの価値観に反している。
彼らの言動は有害であり、チームと組織、さらには国全体に悪い印象を与えてしまうだろう。
人種差別的な罵声を浴びせられ、Nワードで呼ばれ、動物(サル)に例えられたり、奴隷を連想させる言葉を使われたりすることは、僕だけへの攻撃ではない。
人種や人間性への攻撃だ。
そういった声に対し、僕は絶対に沈黙しない。
適切に対処されることを期待している。
今回のユーロバスケットではドイツ代表のデニス・シュルーダーも人種差別的発言を浴びせられ、その人物はFIBAからユーロバスケット期間中の出禁を食らった。
同じ問題が二度と起こらないことを祈るばかりだ。