バックスと契約のタナシス・アンテトクンポ「復帰するためにかなり努力した」

昨年のオフシーズン中にアキレス腱を断裂したベテランフォワードのタナシス・アンテトクンポは先日、ミルウォーキー・バックスと契約した。
この契約については「縁故採用」などと厳しく指摘されているが、アンテトクンポによると、彼のギリシャ代表でのディフェンスが認められ、契約につながったという。
「(イタリア代表戦の)ディフェンスがバックスとの再契約の決め手になった?」と質問されたアンテトクンポは、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
もちろんだ。
イタリアとの初戦を終えた後、彼ら(ドック・リバースHCとダービン・ハムAC)がここに来てくれた。
彼らは僕のディフェンスにすごく興奮していた。
僕は自分の仕事をしただけであり、それが僕の役割だ。
大怪我から復帰する選手にとっては、自分自身を再び証明することが重要だ。
それまでの実績にはもちろん意味があるし、無駄ではない。
だが、それでも毎日自分自身を証明しなければならない。
それがプロバスケットボールさ。
所属先を見つけることができたからといって、僕のストレスがなくなるわけではない。
僕がいま考えているのは次の試合(ボスニア・ヘルツェゴビナ戦)だけだ。
僕は復帰するためにかなり努力したんだ。
アンテトクンポはバックスの一員としてNBAに復帰するものの、ローテーションには入らないと見られている。
だが、タフなリハビリを乗り越えて1年ぶりにコートに復帰したタナシス・アンテトクンポは、弟ヤニス・アンテトクンポをはじめチームメイトたちの心の支えになるだろう。