ステフィン・カリーがオフ・ザ・ボールのムーブについて「相手を疲れさせることができる」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、オン・ザ・ボールだけでなくオフ・ザ・ボールでもプレイできる希少なNBAスターのひとりだ。
ボールを持っていない時は仲間のスクリーンを利用しながらコート中を走り回るカリーは、ディフェンダーにとってまさに悪夢のような存在と言えるだろう。
カリーによると、他の選手たちと比べると身体能力に劣っているため、高校と大学時代から無意識にオフ・ザ・ボールでもプレイするようになったという。fadeawayworld.netが伝えている。
相手を疲れさせることはできる。
第1Qでは、相手はフィジカル的にもメンタル的にも充実している。
アドレナリンが出ていて、頭と身体がうまく連動している。
だから、その時が最も手強い。
だが、第3Qと第4Qはどうだろうね。
最近の僕はその時のためにトレーニングしているんだ。
僕がリーグに入った時、誰もが高いレベルのコンディションを維持していると思っていた。
だが、実際は違った。
中には才能や体格、身体能力などをアドバンテージにし、それに頼り切っている選手もいる。
コンディショニングで重要なのは、短いスパンだけではなく、常に自分のベストを出せるようにすることだ。
中には、締切がある時だけ「ここぞ」という集中力を発揮する人もいる。
だが、僕は常に「ここぞ」と思っている。
だからこそ、途切れないように自分を鍛え続けているんだ。
元NBAスターのジェフ・ティーグは先日、1on1からのスコアリングを得意とするカイリー・アービングより、オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでもプレイできるカリーを抑えるほうが難しいと語った。
身体能力に劣るバスケットボール選手にとって、カリーは最高の手本になるに違いない。