スロベニア代表の一員としてユーロバスケットに出場しているロサンゼルス・レイカーズのNBAスター、ルカ・ドンチッチは、決勝トーナメント1回戦のイタリア代表との試合第1Qを終えた後、大腿四頭筋をケアするためにロッカールームに下がった。

ドンチッチは今大会3位となる平均出場時間を記録しているだけに、疲労の蓄積によるダメージが懸念されるところだろう。

だが、ドンチッチの父によると、息子の健康状態に問題はないという。basketnews.comが伝えている。

ルカのコンディションは良好だ。

打撲やあざはたくさんあるよ。

だが、それもゲームの一部だ。

負傷のルカ・ドンチッチ「大丈夫」

痛みがないほうがおかしい。

なぜなら、試合は基本的に隔日で行われているし、彼は重要な役割を担い、長時間プレイしているからね。

他の選手たちと同じように、ルカはイタリア戦で素晴らしいプレイを見せてくれた。

コートに共に立っていた他の4人の助けがなければ、ルカはおそらくこれを成し遂げることができなかっただろう。

もしかしたら成し遂げることができたかもしれないが、ルカに焦点が当たりすぎている。

他の選手たちも重要だ。

スタッツに表れていないとしても、いろんなことをやってくれている選手たちがたくさんいる。

ルカはキャプテンであり、どのチームでもキャプテンがリーダーだ。

ただ、僕が本当に素晴らしいと思っているのは、この代表チームは全員が互いをリスペクトし、話を聞いているということだ。

ルカだけのチームではない。

ドンチッチはイタリア代表戦で42得点、10リバウンドを記録。

過去30年のユーロバスケットで1試合40得点以上、10リバウンド以上を記録のは、ダーク・ノビツキーとパウ・ガソル、そしてドンチッチのみだ。

ドンチッチ擁するスロベニア代表は、準決勝進出をかけて強豪ドイツ代表と対戦する。

彼らはドンチッチを中心にチーム一丸となり、ドイツ代表に挑むだろう。

なお、ユーロバスケットの平均出場時間トップ10選手は以下の通りとなっている。

順	選手	国	試合数	MP
1	ニコラ・ブーチェビッチ	MNE	5	33.9
2	トリグヴィ・フリナソン	ISL	5	33.6
3	ルカ・ドンチッチ	SLO	6	33.4
4	デニ・アブディア	ISR	6	33.0
5	マテウシュ・ポニトカ	POL	6	32.5
6	ジョーダン・ロイド	POL	6	31.7
7	ミハウ・ソコウォフスキ	POL	6	31.5
8	サンドロ・マムケラシュビリ	GEO	6	30.9
9	シェーン・ラーキン	TUR	6	30.7
10	リハルズ・ロマーシュ	LAT	6	30.3