ジェイレン・ブラウンがナイキとの契約を拒否した理由とは?「発言権がないから」

ボストン・セルティックスのNBAオールスターフォワード、ジェイレン・ブラウンは、大手スポーツブランドとシューズ契約を結ぶのではなく、自身のブランドを立ち上げる決断を下した。
ブラウンには大手ブランドのナイキからオファーがあったというが、彼はなぜナイキなど大手ブランドとのシューズ契約を拒否したのだろうか?
ブラウンは先日、その理由について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
契約書には小さな決まり文句のようなものが入っている。
例えば、「物議を醸すような発言があったり、会社のエコシステムを乱すようなことをしたら、契約を打ち切る」という文言だ。
そういう条項が含まれていると、僕たちは声をあげることができなくなってしまう。
だから、多くのセレブやアスリートは声をあげようとしない。
彼らは絶対に何も言わない。
なぜなら、契約がどうなってしまうか分からないからね。
僕は妥協したくない。
だから、彼らに「やめておく」と伝えたんだ。
ブラウンは以前、ナイキのロゴを隠したシューズを履いてプレイした。
ブラウンによると、ナイキとの確執はまだ解消されていないという。
当時は僕の考え方のせいで何もうまくいかなかった。
だが、シューズを履かなければならない。
ナイキは市場で最高のシューズを出していた。
だが、彼らと契約していなかったから、タダで宣伝するつもりはなかったんだ。
コービー(・ブライアント)の存在が、僕が自分のブランド、自分のスニーカーブランドを立ち上げた理由だ。
他人のルールに縛られるのではなく、自分自身でルールを作るんだ。
ブラウンとナイキの対立は今も続いており、ブラウンがチームUSAに選出されなかった時、彼はスポンサーのナイキを批判した。
彼らが和解する兆候はないが、ブラウンは自身の声を届けるためにこれからも独自路線を進むだろう。