NBAのクリッパーズに対する調査はオールスターブレイクまで継続か?

NBAはロサンゼルス・クリッパーズ、スティーブ・バルマー、カワイ・レナードがサラリーキャップの問題を回避するために不正な取引を行った疑惑があるとし、大手法律事務所と共に調査を進めている。
NBAコミッショナーのアダム・シルバーは先日、「必ず真相を突き止める」とし、調査に意欲を見せたが、調査は人々が思っているより長くかかるのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、調査は来年2月のオールスターブレイクまで続く可能性があるという。
クリッパーズとバルマーは「サラリーキャップの問題を回避するためではない」、「我々もアスピレーションに騙された」と主張し、調査を歓迎する意思を示している。
一方、他のチームのオーナーたちは厳格な処分を求めているというが、結論が出るまで少なくとも半年近く待たされることになりそうだ。
もし不正な取引であることが証明された場合、NBAは以下の処罰を下す可能性があると報じられている。
- クリッパーズに最大750万ドルの罰金
- レナードに最大35万ドルの罰金
- NBAドラフト指名権の剥奪
- バルマーとクリッパーズの関係者に最大1年間の資格停止、および1人あたり最大100万ドルの罰金
- レナードとクリッパーズの選手契約無効化、および彼らの再契約禁止
- レナードにアスピレーションから受け取った金銭の返還
なお、来季のNBAオールスターゲームはクリッパーズのホームで開催される予定となっている。