ジェイレン・ブランソン「壁を乗り越えるために戦わなければならない」

ニューヨーク・ニックスは昨季、1999-2000シーズン以来初となるNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル進出を果たした。
インディアナ・ペイサーズに3勝4敗で敗れてしまったものの、このオフシーズン中にスコアリングに定評あるジョーダン・クラークソンと、フォワードのガーション・ヤブセレを獲得したニックスへの期待は高まるばかりだ。
だが、NBAオールスターポイントガードのジェイレン・ブランソンによると、ニックスの選手たちは楽観視すべきではないという。
ブランソンはニックスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
「イースタン・カンファレンスファイナルにまた進出できる」という考えを持って来季開幕に臨みたくない。
そこまでのプロセスをもう一度経験し、さらに成長し、壁を乗り越えるために戦わなければならない。
僕たちは毎年着実に成長してきたと思う。
このチームの最大の強みは、築き上げてきたケミストリーだ。
この旅路は多くの人々に支えがあってこそだった。
今の地位にいられるのは素晴らしいことだが、それに満足すべきではない。
タイリース・ハリバートンが全休見込みのインディアナ・ペイサーズ、ジェイソン・テイタムが全休見込みのボストン・セルティックス、ロスターの強化が十分ではないと評価されているフィラデルフィア・セブンティシクサーズとミルウォーキー・バックスなど、イースタン・カンファレンスの強豪チームは厳しい戦いを強いられる可能性がある。
つまり、ニックスにとって来季はNBAファイナルに進出する最大のチャンスとなるだろう。
なお、ニックスの現在のロスターは以下の通りとなっている。
| 選手 | キャリア | 備考 |
|---|---|---|
| OG・アヌノビー | 8 | 2028年プレイヤーオプション |
| ミカル・ブリッジズ | 7 | 2029年プレイヤーオプション |
| マルコム・ブログドン | 9 | 2026年完全FA |
| ジェイレン・ブランソン | 7 | 2028年プレイヤーオプション |
| ジョーダン・クラークソン | 11 | 2026年完全FA |
| パコム・ダディエ | 1 | 2026年チームオプション |
| モハメド・ディアワラ | 0 | 2026年制限付きFA |
| トサン・エブブオムワン | 2 | 2026年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| ジョシュ・ハート | 8 | 2027年チームオプション |
| アリエル・フクポルティ | 1 | 2026年制限付きFA |
| トレイ・ジェイミソン | 2 | 2026年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| タイラー・コレック | 1 | 2027年チームオプション |
| アレックス・レン | 12 | 2026年完全FA |
| ギャリソン・マシューズ | 6 | 2026年完全FA |
| マイルズ・マクブライド | 4 | 2027年完全FA |
| ケビン・マッカラーJr | 1 | 2026年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
| ミッチェル・ロビンソン | 7 | 2026年完全FA |
| マット・ライアン | 4 | 2026年完全FA |
| ランドリー・シャメット | 7 | 2026年完全FA |
| カール・アンソニー・タウンズ | 10 | 2027年プレイヤーオプション |
| ガーション・ヤブセレ | 3 | 2026年プレイヤーオプション |


