ヤニス・アンテトクンポはキャリアをギリシャで終える?

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
毎年のようにMVP最有力候補に挙がるアンテトクンポは、来季も支配力あるパフォーマンスでバックスを牽引するだろう。
だが、プロバスケットボールキャリアの終盤はNBAではなく、母国ギリシャで過ごすことを検討している模様。
アンテトクンポによると、引退前にギリシャでプレイすることを考えており、実際に彼の妻と彼の兄のタナシス・アンテトクンポにそう話したという。アンテトクンポのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
去年のオリンピック前のことだ。
僕はタナシスと一緒にハイライト映像を見ていた。
その時に彼に話したんだ。
彼は目を丸くして僕を見ていた。
「世界最高の選手、世界最高の選手のひとりがヨーロッパでプレイするのか?」という感じさ。
もし(ニコラ・)ヨキッチに、「NBAとサラリーが同じなら、セルビアでプレイできる?」と聞いたら、彼は「できる」と答えるだろう。
妻にも話したよ。
「ギリシャに残るかミルウォーキーに行くか、どっちがいい?」と聞いたら、彼女は僕を見て「アテネ、アテネ。アテネは良い」と答えた。
僕は「OK、考えてみよう」という感じさ。
近年のNBAではヨーロッパ出身の選手たちが台頭している。
代表格はアンテトクンポ、ヨキッチ、ドンチッチだろうが、彼らが母国でプロバスケットボールキャリアを終える可能性は十分にあるのかもしれない。
とはいえ、それが実現するのはまだまだ先となりそうだ。