NBAを代表するスーパースターのヤニス・アンテトクンポは、今季もミルウォーキー・バックスのユニフォームを着てプレイする。

だが、もしバックスが期待された成績を残すことができなければ、アンテトクンポはトレードを要求するかもしれない。

hoopsrumors.comによると、アンテトクンポのエージェントとバックスのジョン・ホーストGMは7月にギリシャで面会し、アンテトクンポ陣営は「優勝争いに加われるか懸念している」、「今後の可能性を探りたい」と伝えたという。

アンテトクンポはこのオフシーズン、NBAキャリアを通して初めて他チーム移籍のオプションを真剣に考えたと報じられている。

また、アンテトクンポと彼のエージェントは、バックスを離れることを決断した時の移籍先候補について話し合った。

話し合いの中では複数のNBAチームの名前が挙がったが、アンテトクンポが関心を持ったのはニューヨーク・ニックスのみだったという。

これを受け、バックスはニックスと8月にトレード交渉を開始。

だが、アンテトクンポ残留を切望するバックスは真剣に交渉せず、またニックスもアンテトクンポ獲得に力を入れていなかったと報じられている。

なお、アンテトクンポの契約はプレイヤーオプションを含めると2027-28シーズンまで残っている。