マイアミ・ヒートのテリー・ロジアーが内部情報を不正利用してスポーツベットに関与したとし、FBIに逮捕された。

ロジアーだけでなく、複数の人間が関与していたとされている。

その中のひとりが、元NBA選手でありレブロン・ジェイムスの友人であるデイモン・ジョーンズだ。

しかし、ジェイムスが罪に問われることはない模様。

RealGMによると、ジェイムスはジョーンズが関与していたことをまったく知らなかったという。

FBIは2023年2月9日に行われたミルウォーキー・バックス対ロサンゼルス・レイカーズ戦で不正なベットがあった可能性があるとし、捜査を進めていた。

この試合はジェイムスがキャリア通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバーを抜き、NBA歴代首位に躍り出た次の試合だ。

ジェイムスは足首の痛みのため、バックス戦を欠場。

ジェイムスは友人ジョーンズに欠場することを伝えており、ジョーンズはその情報を利用して「レブロン・ジェイムスが欠場する。バックスに勝利に賭けろ」と共謀者のエリック・アーネストとマーベス・フェアリーにテキストメッセージを送っていた。

その時点でジェイムスの欠場は公になっていなかった。

当時のジョーンズはレイカーズのスタッフではなかったが、試合前のトレーニングでジェイムスと共に仕事をし、レイカーズのロッカールーム、飛行機、ホテルへアクセスできたとされている。

なお、ジョーンズは2005年から2008年までクリーブランド・キャバリアーズでジェイムスと共にプレイした経験を持つ。