ジョナサン・クミンガをスターターから外したスティーブ・カーHC「前進は永遠を意味するのではない」

ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCは今季序盤、ジョナサン・クミンガについて「永遠に我々のスターター」とし、先発起用してきた。
だが、カーHCは現地12日に行われたサンアントニオ・スパーズ戦でクミンガをスターターから外すと、ルーキーのウィル・リチャード、モーゼス・ムーディー、ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、ジミー・バトラーのスモールラインナップでスターターを組んだ。
カーHCはその翌日、ゲスト出演した番組の中でスパーズ戦を振り返り、次のように語ったという。fadeawayworld.netが伝えている。
昨晩のスターティングラインナップはリズムと調子、アイデンティティを取り戻すことを重要視して構成した。
ステフとドレイモンド常にパッシングとカッティングの助けを必要としていると思う。
それと、ジミーはシューティングの助けを必要としている。
昨季の終盤はモーゼスをスターターに入れることでリズムを見つけ、そのグループで23勝8敗を記録した。
だが、モーゼスは怪我でトレーニングキャンプ最初の2週間は離脱していた。
だから、我々はその流れから外れてしまったんだ。
(今季序盤に)JKは本当に良いプレイをしていたし、我々も勝っていた。
だから、「これがスターティングライナップ?」と質問された時に、僕は「これが我々のスターティングライナップだ」と答えた。
そして「今後もこのスターティングライナップだ」と言った。
ただし、『前進』は『永遠』を意味するのではない。
単に前に進むという意味だ。
その考えは今も変わらない。
ウィルがカットし、パスし、スペースを生み出しているのを見た。
ステフとジミーは彼のシューティングを必要としている。
そして、モーゼスのボールマンに対するディフェンスはすごく良い。
あのグループの中だとシューティングも良い。
僕はこのグループで前に進むつもりだ。
どれくらい続くかは分からない。
だが、昨晩のパフォーマンスは良かったと思う。
オフシーズン中にクオリファイングオファーにサインしたクミンガは、来年夏に完全FAになる。
もしクミンガの出場機会が減少するようであれば、2月のトレード期限までにさまざまな噂や憶測が飛び交うことになりそうだ。
クミンガの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通り。
| – | 2025-26 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 13 | 271 |
| MP | 27.7 | 22.3 |
| PTS | 13.8 | 12.6 |
| TRB | 6.6 | 4.1 |
| AST | 2.8 | 1.8 |
| STL | 0.4 | 0.6 |
| BLK | 0.3 | 0.4 |
| TO | 2.7 | 1.5 |
| FG% | 47.8% | 50.6% |
| 3P% | 32.4% | 33.2% |
| FT% | 77.1% | 70.0% |

