元NBAコーチのサム・ミッチェルがルカ・ドンチッチのプレイスタイルを批判「ボールがないとプレイできない」

ロサンゼルス・レイカーズのルカ・ドンチッチは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
ディフェンスには課題を抱えているものの、オフェンスにおいては抑えるのが極めて難しい選手と言えるだろう。
だが、トロント・ラプターズをヘッドコーチとして指揮した2006-07シーズンにNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した実績を誇るサム・ミッチェルは、ドンチッチのプレイスタイルを好ましく思っていない模様。
ミッチェルは先日、ドンチッチのプレイスタイルについて次のように指摘したという。basketnews.comが伝えている。
ルカ・ドンチッチはボールを持っていないとプレイできない。
彼はカットしないし、動かない。
スクリーンもセットしない。
ボールを持っている時の彼は素晴らしい。
だが、ボールを持っていない時はチームメイトたちを活かすためのプレイをしていない。
我々はステフ・カリーを高く評価している。
それは彼がトラディッショナルなポイントガードだからではない。
彼はキャリアを通して平均4.5~5アシストを記録している。
ステフ・カリーは難しい仕事をやっている。
ボールを持っていない時もカットするなど、動き続けている。
素晴らしい選手が難しいカットをすれば、相手は彼についていかざるを得ないんだ。
レイカーズを指揮するJJ・レディックHCは先日、ドンチッチのオフ・ザ・ボールでの貢献を評価した。
つまり、レディックHCもドンチッチにオフ・ザ・ボールでの動きを要求しているのかもしれない。
ドンチッチはレブロン・ジェイムスやオースティン・リーブスという偉大なプレイメイカーたちとプレイする中で、オフ・ザ・ボールの動きを学ぶことだろう。
なお、ドンチッチとカリーの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2025-26 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 22 | 22 |
| MP | 36.5 | 31.7 |
| PTS | 33.7 | 28.4 |
| TRB | 8.5 | 4.2 |
| AST | 8.7 | 4.3 |
| STL | 1.5 | 1.3 |
| BLK | 0.6 | 0.5 |
| TO | 4.3 | 3.0 |
| FG% | 46.1% | 46.7% |
| 3P% | 32.2% | 39.0% |
| FT% | 80.1% | 91.8% |


