【NBA】オーランド・マジックvsフィラデルフィア・セブンティシクサーズ 12月4日結果
日本時間12月4日に行われたオーランド・マジック対フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦は、127-125でホームのシクサーズが勝利した。
第3オーバータイムまでもつれる激戦となったこの試合は、歴史的な夜になったと言っても良いだろう。
NBAの長い歴史上、同じ試合で2人のルーキーがトリプルダブルを記録したことはない。
この歴史を塗り替えたのが、シクサーズのルーキー、マイケル・カーター・ウィリアムスとマジックのルーキー、ビクター・オラディポだ。
早くも先発に定着しているカーター・ウィリアムスは、27得点、12リバウンド、10アシストを記録。
さらに3スティールを加える見事なパフォーマンスを見せた。
一方、負傷欠場中のジャミーア・ネルソンに代わって先発したオラディポは、26得点、10リバウンド、10アシストを記録。
さらに、カーター・ウィリアムスと同じ3スティールを挙げ、ルーキーらしからぬプレイを続けている。
23回ものリードチェンジを繰り返す激戦となったこの試合で、粘るマジックに引導を渡したのはカーター・ウィリアムスだった。
第2OT残り2分32秒、カーター・ウィリアムスのレイアップでリードを3点に広げると、残り1分1秒にはサディアス・ヤングのランニングジャンパーをアシスト。
残り12秒にはアンドリュー・ニコルソンの2Pで追いすがられるも、ジェイムス・アンダーソンがフリースロー1本を沈め、4点のリードを奪う。
最後にはアーロン・アフラロに3Pを許してしまうが、アンダーソンのフリースロー1本が効き、シクサーズが辛くも逃げ切った。
NBAルーキー・オブ・ザ・イヤー候補にも挙げられているカーター・ウィリアムスは、「俺とオラディポの戦いじゃないよ。シクサーズとオーランドの戦いなんだ。俺はただ勝ちたかっただけさ」とコメント。
24得点を挙げたエバン・ターナーは、「俺たちが勝利を手にしたんだ。これは大きいね。どっちも若いチームだし、ものすごく良い経験になったよ」と試合を振り返った。
一方、惜しくも敗れたマジックは、これで6勝12敗。
下位にはクリーブランド・キャバリアーズ、ブルックリン・ネッツ、ニューヨーク・ニックスがいるため、今のうちに勝利数を重ねておきたいところだ。
NBAキャリアハイの43得点を挙げたアーロン・アフラロは、「負けて動揺してるんだ。でも、最後まで粘れたところは良かった。チームメイトを誇るに思うよ」と悔しさをにじませながらも、手応えを感じている様子で話した。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT1 | OT2 | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マジック | 34 | 23 | 23 | 24 | 14 | 7 | 125 |
シクサーズ | 29 | 29 | 27 | 19 | 14 | 8 | 126 |
オーランド・マジック スタッツ
先発メンバー
- アーロン・アフラロ
- ジェイソン・マキシール
- グレン・デイビス
- イートワン・ムーア
- ビクター・オラディポ
得点
- アーロン・アフラロ:43
- グレン・デイビス:33
- ビクター・オラディポ:26
アシスト
- ビクター・オラディポ:10
- ロニー・プライス:7
リバウンド
- ビクター・オラディポ:10
チームアベレージ
- FG成功率50.0%
- 3P成功率23.1%
- FT成功率78.1%
- ターンオーバー:20
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ スタッツ
先発メンバー
- エバン・ターナー
- サディアス・ヤング
- スペンサー・ホーズ
- ホリス・トンプソン
- マイケル・カーター・ウィリアムス
得点
- マイケル・カーター・ウィリアムス:27
- サディアス・ヤング:25
- エバン・ターナー:24
アシスト
- マイケル・カーター・ウィリアムス:10
リバウンド
- サディアス・ヤング、マイケル・カーター・ウィリアムス:12
- スペンサー・ホーズ:7
チームアベレージ
- FG成功率47.9%
- 3P成功率37.9%
- FT成功率69.7%
- ターンオーバー:23
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