日本時間10日、渦中のドナルド・スターリングが裁判に出席し、妻のシェリー・スターリングの弁護団とNBAを激しく避難した。

また、法廷上でロサンゼルス・クリッパーズは絶対に売らないとダダをこねたようだ。

「私はこのチームを絶対に売らない！独占禁止法の下、死ぬまでNBAを訴える！」

「（シェリーに対して）俺の前から消えろ！豚が！」

激しく叫ぶドナルドに対し、裁判官はそれ以上話を続けないよう注意したという。

シェリーはドナルドに精神疾患があるか検査を受けさせたが、これについても、「彼女（シェリー）は私を騙したんだ。信用してたのに」と非難している。

なお、2人の医師による検査を受けたドナルドだが、精神的にチームを管理する能力がないと診断されていた。

一部ではアルツハイマー、もしくは脳卒中を患っているとも報じられているようだ。

また、さらにシェリーに対し、「彼女にはまったく権利がない。彼女は株を持ってないんだ。だから彼女には地位もない」と非難。

NBAに対しては、「妻は怖がってたよ。彼女は死ぬほど怯えてる。NBAにすべてを奪われると思ってるからね。本当に心から怖がってたんだ」と語気を強めている。

ドナルドはこの裁判で、相手弁護士だけでなく自身の弁護士にも怒鳴り、さらには証人席に向けて新聞を投げつけるなど、終始怒り狂っていたようだ。

次回は日本時間11日（金）、シェリーが法廷に立ち、証言する予定となっている。