来季のマイアミ・ヒートは、トレードで獲得したゴーラン・ドラギッチ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュ、ルオル・デン、ハッサン・ホワイトサイドを先発ラインナップに計画している。

とは言え、ドラギッチは今季終了後にFAとなる見込みであるため、この先発ラインナップが実現するとは限らない。

現在のところ、ドラギッチはヒート残留を匂わせているが、オフシーズンに気持ちが変わる可能性もある。

一方、ウェイドはドラギッチを高く評価しており、今後のヒートに必要な人材だと確信しているようだ。ウェイドのコメントをpalmbeachpost.comが伝えた。

「全員が健康な状態なら、この先発5人はかなり良いよね。この先発5人なら、今季の出だしと比べるとかなり良くなると思う。できれば、他にもピースを加えたい。来季を健康な状態で迎えることができれば、かなり良くなるだろうね」

「彼（ドラギッチ）は俺らの将来の計画にフィットすると思う。そう信じてるよ。俺にそんな権限はないけど、フロントオフィスは素晴らしい仕事をしてくれるだろう。俺らみんな、彼のことを気に入ってるんだ」

ヒートにトレードで移籍後、ドラギッチはマイアミに住居を持っていない。

他チームへの移籍の可能性も考慮し、ホテル暮らしを続けている。

ただ、フェニックス・サンズにトレードを要求した際、ドラギッチはヒート、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズの3チームを希望したとされているため、現状では希望が叶ったヒート残留の可能性が最も高いと言えるだろう。