キャブス ドメスティックバイオレンスを連想させるムービー上映を謝罪
シカゴ・ブルズとのプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第2戦で、クリーヴランド・キャバリアーズは映画「ダーティ・ダンシング」をモチーフとしたムービーをアリーナで上映した。
このムービーが問題となっている。
劇中に登場する夫婦は大のNBAファンだが、夫がキャブスファンであるのに対し、妻はブルズファン。
妻が夫に抱きつこうと駆け寄った際、夫は妻を激しく投げ飛ばした。
このシーンがドメスティックバイオレンスを連想させるというのだ。
DVを連想させるムービーを大観衆が訪れたアリーナで上映したことに対し、キャブスが公式ホームページで謝罪した。
「昨晩行われたキャバリアーズ対ブルズのタイムアウト中、我々はクラシック映画『ダーティ・ダンシング』モチーフにした約1分のパロディムービーを上映しました。この映像で不快な気持ちにさせるつもりはありませんでしたが、ドメスティックバイオレンスを軽んじた内容を含ませたことは間違いでした」
「不快に感じたドメスティックバイオレンスを受けたことがある方々に対し、我々は心から謝罪します」
一見ただのパロディムービーのような仕上がりに感じるものの、やはりドメスティックバイオレンスにさらされた経験がある被害者は過去の辛い体験を思い出してしまうのだろう。
なお、キャブスはケビン・ラブをサポートする目的で2万個の腕吊りサポーターをファンに配布する予定だったが、急遽中止が決定するなど、ここ最近のキャブスは不手際が続いている。
キャブスにとって2010年以来となるプレイオフ進出だけに、フロントオフィスも多少浮かれているのかもしれない。
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何をやっても上手くいかないというより
何をやっても不謹慎だ
という世の中になってる気もしますけどね。
コメントありがとうございます(^_^)
あー、確かにそうですね!
メディアも表現方法を考えるのに苦労してそうですよね・・・