“スペインの神童”とも称されていたリッキー・ルビオは、2014-15シーズンにミネソタ・ティンバーウルブズと延長契約を結んだ。

だが、相次ぐ負傷でシーズンのほとんどを棒に振り、チームもドアマットを抜け出せずにいる。

それでもドラフト1位指名権を獲得できたのは幸いだろう。

ウルブズはドラフト1位でカール・アンソニー・タウンズもしくはジャリル・オカフォーを指名するとされているが、ここに来てポイントガードのダンジェル・ラッセル指名説も浮上。

もしラッセルを指名した場合、ウルブズはルビオをトレードで放出すると噂されている。

そんな中、ルビオがトレードの噂について言及した模様。ルビオのコメントをESPNが伝えた。

「それ（トレード）については何も知らないんだ。エージェントたちが知ってるならと思って電話してみたんだけど、彼らは『真実じゃない』って言ってたよ。彼らは（トレードの噂を）すべて否定してた。噂はいつだって出てくるものだよね」

「フリップ・ソーンダースと俺は本当に良い関係にあるし、トレードのことなんて一度も話したことない。俺に言えることは、それは真実じゃないってこと。ただ、このリーグではレブロン（・ジェイムス）や他の3～4人を除いて、誰だってトレードされる可能性がある。先のことなんて分からないよ。俺はミネソタにいる」

アシストには定評あるものの、全体的に見ると同時期にリーグデビューを果たし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを争ったカイリー・アービングには差をつけられてしまった。

来季も怪我に苦しむ、もしくはチームを牽引できないようであれば、ウルブズ残留も難しくなるだろう。