トレードの噂があがっていたダニーロ・ガリナリは先月、デンバー・ナゲッツと3年4500万ドルの延長契約を交わした。

ここ数年は怪我で欠場するケースが多く、ナゲッツ内での立場が危うくなりつつあったガリナリだが、昨季終盤からかつてのようなパフォーマンスを発揮。

これがナゲッツとの再契約につながったといっても過言ではない。

ガリナリはナゲッツの延長契約オファーを振り返り、次のようにコメント。the Denver Postが伝えている。

「この延長契約のオファーが来た時、即“イエス”って言ったんだ。デンバーに留まることができて、本当にハッピーさ」

ナゲッツはマイケル・マーロンを新ヘッドコーチとして迎え入れたが、ガリナリはこのオフのナゲッツの動きに満足しているという。

「彼ら（ナゲッツ）がこの夏に下した決断に、俺も自信を持ってるんだ。コーチを変えたことはもちろん、すべてに自信を持ってる。彼らは勝利へ向けてできることはすべてやってくれてるから。正しい選択をしたと俺は思ってるよ。うまくいけば、俺らは今シーズンから勝つ事ができるだろうね」

ナゲッツはこのオフにタイ・ローソンをトレードで放出し、ドラフトでは将来のスター候補生であるポイントガード、エマニュエル・ムディエを獲得。

現時点でプレイオフを戦えるかというと疑問だが、少なくとも着実に前進していると言えるだろう。

その中心のひとりとして、ガリナリには大きな期待が寄せられている。