スティーブ・クリフォードHC ルーキーのフランク・カミンスキーについて「もっと強くならないといけない」
これからリーグで戦うルーキープレイヤーたちにとって、最初の壁となるのがフィジカルだ。
大学とは異なり、プロのリーグはフィジカルが圧倒的に強く、これまでスピードやバスケットボールIQを駆使して戦ってきたプレイヤーたちもフィジカルを強化しなければならない。
今年のドラフト9位でシャーロット・ホーネッツから指名されたビッグマン、フランク・カミンスキーもそのひとり。
身長213cmとサイズがあるにも関わらず、アウトサイドショットの精度も高いカミンスキーは、おそらくホーネッツで重宝されるプレイヤーとなるだろう。
だが、長いシーズンを戦い抜くためにも、スティーブ・クリフォードHCはカミンスキーにフィジカルの強化を求めている。クリフォードHCのコメントをthe Charlotte Observerが伝えた。
「強さだね。そしてNBAの試合に順応すること。だけど、彼はすぐに学習するし、グッド・ワーカー。課題をすぐに取り上げて、解決方法を探す。コート全体でその傾向が見られるし、ボールを持ってない時、彼は相手を倒すことができる。だけど、リムに向かっていった時は少し押されてしまうね。大学でなら、それでも得点をあげることができたかもしれない。彼が強さを手に入れたら、再び得点できるようになるさ」
カミンスキーは4番のポジションで先発起用されるとの予想もあるが、幸いにもホーネッツにはフィジカルの強さに定評のあるアル・ジェファーソンがいる。
また、センターでありながら3Pショットも打てるスペンサー・ホーズも獲得したため、カミンスキーはルーキーシーズンで多くのことを学べるだろう。
なお、ウィスコンシン大学でプレイした昨季、カミンスキーは平均18.8得点、8.2リバウンド、2.6アシスト、1.5ブロックショット、FG成功率54.7%、3P成功率41.6%を記録。
サマーリーグでは5試合に出場し、平均15.2得点、7.8リバウンド、1.0ブロックショット、FG成功率43.8%、3P成功率38.9%を記録した。
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