アイザイア・トーマス「セルティックスで先発出場したい」
昨季のシックスマン・オブ・ザ・イヤー候補にノミネートされたボストン・セルティックスのアイザイア・トーマスは、何もベンチプレイヤーであることに満足しているわけではない。
常に向上心を持つトーマスは、セルティックスで先発出場の座を虎視眈々と狙っている。
現時点では来季もベンチ起用となる可能性が高いと予想されているものの、実績を積み上げればスターターとしての出場も十分有り得るだろう。
トーマスはセルティックスにおける自身の立場について次のようにコメント。bostonherald.comが伝えた。
「スターターでありたい。でもスターターじゃなくても世界が終わるというわけじゃない。コートに出て十分な出場時間を与えられるのなら、それに大賛成。チームの考えに賛同する。俺はチームのためにいるんだし、勝つことを求めてるんだ。それが正直な答えだね」
セルティックスのダニー・エインジGMは「プレイヤー側が先発希望を口にすべきではない」とし、すべてのプレイヤーに可能性があることを示唆しているが、トーマスのコメントはエインジGMの発言の意図を汲んでのものだろう。
セルティックスにはエイブリー・ブラッドリーやマーカス・スマートというポイントガードがおり、トーマスはこれらのプレイヤーと出場機会をかけて争わなければならない。
また、ポイントガードとして起用されることもあるエバン・ターナーも良きライバルのひとりだ。
これらのガードプレイヤーの出場時間と比較すると、トーマスの昨季の出場時間は短い。
それでも平均得点で見れば、これらのガードプレイヤーを圧倒的に凌ぐ数字をたたき出して見せた。
ミスマッチのデメリットこそあれ、来季はよりタフなプレイで観客を沸かせてくれるに違いない。
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