レイジョン・ロンド「過去は振り返らない」
このオフにダラス・マーベリックスからサクラメント・キングスに移籍した元オールスターポイントガードのレイジョン・ロンドにとって、2015-16シーズンは復活を懸けた1年となるだろう。
今季3試合を終えた時点で平均15.3得点、5.0リバウンド、6.7アシスト、1.3スティール、FG成功率52.6%、3P成功率28.6%とまずまずの出だしを切ったロンドだが、キングスと契約した大きな理由は人間関係にあったようだ。
ロンドはキングスとの契約を振り返り、次のように言及。Yahoo! Sportsが伝えている。
「(キングスには)俺のことを知ってるヤツらがいるからね。彼は俺の性格を理解してる。そういうこと。メディアが作り上げた俺の性格は、まったく影響を及ぼさないんだ。過去は振り返らない。みんな『金、金、金』ていつも言うけど、俺にとっては幸せかどうかが重要なのさ」
一方、ブラデ・ディバッツはロンドについてこう話している。
「彼が使えるようになるってことを、私は分かってた。FA選手の中でも彼は私のファーストチョイスだったんだ。彼は我々のためによく働いてくれてるよ」
「みんなが(ロンドについて)どう話してるのか、私は分かってた。だけど、これは彼にとってだけじゃなく、我々にとってもすごく大きなチャンスなんだ。正直言って、彼にアプローチを仕掛けたのは、我々が最初だっただろうね。みんな恐れてたから。でも私はそうじゃなかった。プレイヤーとして、彼ができることを私は分かってたんだ」
ロンドはキングスと1年1100万ドルで契約。
今季中に結果を残すことができなければ、今後のキャリアに暗雲が立ち込めてしまうだろう。
それだけに、これまでにないほど必死になっているのかもしれない。
旧知の仲であるデマーカス・カズンズと共に、キングスを復活へと導く活躍を期待したいところだ。
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